『影口』
この作品は他の3つと違います。
対象が違います。
だから、結構反対されました。
少し話が逸れますが、
1年程前に兄とSkypeで話していて、
最近どうなの的な話を。
僕は作品と権威付けの話を。
兄は僕に言いました。
「権威とか大切なのかな。斬新過ぎるから、大人は型にはめようとしているんじゃないかな。そんなの壊した方がいい」
的な。
何も分かっていないと言いましたが、
その時、型にはめようとしているのは他の誰でもなく自分だと気が付きました。
だから、『影口』を選びました。
そんな経緯もあり、コメントは兄にお願いしました。
「影口」は影と陰という異字同訓である「かげ」を同一視することで、
人間の「内面」と「外面」を「かげ」を使って巧みに表現している。
光と人間の相互作用により「影」ができるように、
社会と人間の相互作用から「内面」である「陰」を形成し、
逆に「陰」は人間の「外面」にも影響を与える。
作品はこれら「内面(陰)」と「外面(陽)」という引き離すことのできない存在を
「かげの擬人化」により分離し、「影」と光の当て方が関係するように、
「陰」と社会の捉え方が関係している様をユーモラスに表現している。
また言葉で語られぬ主人公の心情の変化をギターの音色が補完することで
「耳で見ている者」を強く惹きつけ、その美しさに魅了される。
物理学者 佐藤勇貴
発売は2016年5月26日。
チラシも無事完成し、
缶バッチも出来ました♪
是非、ヨロピク御願いします。
僕は次の作品と向き合います。
では、また。
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