不思議なことがあった。
朝早く起きて、譜面を書こう!
根拠のない自信を胸に
3時にベッドにダイブ。
目覚ましは
5時~6時の間、5分おきに鳴らす作戦にした
結果、家を出ないといけない8時に飛び起きました。
目覚ましが鳴った記憶が全くないから
罪悪感なし。
こういう時って、
なぜか冷静にタバコを吸ったりするから、不思議のアッコちゃん。
んで結局、
譜面は電車の中でやることに。
電車に乗ると2つ席が空いていた。
優先席と普通の席。
なので、ほぼ1択で
ノーマルシートにお邪魔することに。
関係ないけど、
スマホが普及し始めてから、みんな優先席でスマホを平気でいじっている気がする。
携帯じゃなくて、スマホだから
みたいな言い訳なのか。
扉から席に着くほんの数秒で一気に目が覚めた。
空いている席の隣に祖母がいた。
いやいや、完全に亡くなった。
焼かれて骨になるのをみたし、その骨はこのギターケースの中にある。
でも
めちゃくちゃ似てる。
おどおどしながら
席に座ると、
ニセ祖母は自分に話し掛けてきた。
(この言い方失礼)
音楽を聴いていたから、
イヤフォンを外し、
『なんですか?』
とニセ祖母に言った。
『ギター弾きの方ですか?』
声まで似てる。
『頑張ってくださいね』
とアンドロイド祖母。
似てるうえに話し掛けられておどおどしながらも、
やらなくてはいけない譜面書きをやることに。
30分くらい経過し、ある駅に着いたら、ターミネーター祖母がまた話し掛けてきた。
イヤフォンを外し、耳をかたむけるが
声が小さすぎて聞き取れない。
しかも、結構しゃべっている。
リュックにあるコンサートチラシを思い出し、
『あの、もし良かったらコンサートあるので、来て下さい』
とリュックをあさりながら言った。
自分の声が小さ過ぎて、
ドッペルゲンガー祖母は聞き取れず、
こちらを観ながら、電車を降りていった。
なんて言っていたのだろうか。
気になる。
でも、聞こえなくて良かった。
心から
頑張ろうと思った。
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